耐熱ガラスボウルの人気ブランドといえば「ハリオ(HARIO)」と「イワキ(iwaki)」。
どちらも電子レンジやオーブン調理に対応し、口コミでも高評価を得ていますが「結局どっちがいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ハリオとイワキのボウルをサイズ・容量・蓋・使いやすさの違いから徹底比較し、それぞれが向いている人を解説します。
- ハリオは深型で高さがあり、液体やクリームを混ぜる作業に便利
- イワキは広口で浅めの形状で、安定感があり料理全般に使いやすい
- どちらもオーブン・電子レンジ・食洗器対応、直火は不可
- 蓋はハリオがレンジ蓋でラップ不要、イワキはレンジカバーで積み重ね可能
- 収納面ではイワキは重ねやすく、ハリオは入れ子収納で省スペース
- デザインはイワキがシンプルで万能、ハリオはスタイリッシュでおしゃれ
- 料理や作り置きにはイワキ、お菓子作りや混ぜ物にはハリオがおすすめ
購入前に知っておきたいポイントをまとめましたので、あなたにぴったりのボウル選びに役立ててください。
▼深型でクリームも混ぜやすいハリオのガラスボウル

▼広口・浅めの形状で使いやすいイワキのガラスボウル

ハリオとイワキの耐熱ガラスボウル、どっちを選ぶべき?結論から解説
「ハリオとイワキ、どっちを選べばいいの?」と悩んでいる方、多いと思います。
結論から言うと、料理や普段使いの安定感を求めるならイワキ、お菓子作りや液体を混ぜる作業が多いならハリオを選ぶのがおすすめです。
両方とも優秀な耐熱ガラスブランドですが、形や使い勝手に違いがあるので、自分のライフスタイルに合わせて選ぶと後悔がありません。
料理用・安定感を求めるならイワキ

画像出典:楽天市場
イワキの特徴は、口径が広く浅めの形状です。
そのため、材料をしっかり混ぜやすく、安定感も抜群。サラダや漬け物の下ごしらえなど、「混ぜる」「置いておく」といった料理全般で頼れる存在です。
- 広口で食材を入れやすい
- ラップや専用カバーがしっかりフィット
- 安定感があり倒れにくい
「どんな料理にも幅広く使える定番が欲しい!」という人には、まさにイワキがぴったりです。
お菓子作り・液体を混ぜるならハリオ

画像出典:楽天市場
一方のハリオは、高さがあって深型なのが特徴です。
卵や生クリームを泡立てたり、ドレッシングなど液体を混ぜたりする時にこぼれにくく、不器用さんでも安心。お菓子作りが好きな人には特に使いやすい形状です。
- 深型なので混ぜても飛び散りにくい
- 入れ子収納できて省スペース
- スタイリッシュなデザインで食卓に出しても映える
「お菓子作りや混ぜ物に強いボウルが欲しい!」という方は、ハリオを選ぶと満足度が高いと思います。
ハリオとイワキのサイズ・容量の違い

画像出典:楽天市場
実は、ハリオとイワキのボウルは「同じ容量」でも形がまったく違います。
ここを知らないと「思ったより浅い!」「意外と深すぎて食材が取りにくい…」なんて後悔することもあるんです。
だからこそ、サイズと形の特徴をしっかり知っておくのが大事です。
同じ容量でも高さと口径が異なる
ハリオは高さがあり、スリムなシルエット。
一方イワキは口径が広くて浅めの形をしています。
同じ「900ml」でも見た目や使い勝手がまったく違うので、比較すると一目瞭然です。
メーカー | 径 | 高さ | 満水容量 |
イワキ | 180mm | 80mm | 900ml |
ハリオ(S) | 156mm | 102mm | 900ml |
イワキ | 213mm | 90mm | 1500ml |
ハリオ(M) | 187mm | 115mm | 1500ml |
高さ重視ならハリオ、広さ重視ならイワキと覚えておくと選びやすいです。
イワキは広口で安定感、ハリオは深型で混ぜやすい
イワキの広口タイプは、食材を入れたりかき混ぜたりする時に安定感が抜群です。
逆にハリオは深さがあるので、生クリームや卵を泡立てても飛び散りにくいのが魅力です。
- イワキ:広くて浅め → 材料を混ぜやすく、下ごしらえに便利
- ハリオ:深くてスリム → 液体やクリームを混ぜやすく、お菓子作りに最適
用途によって選べば、料理のしやすさがぐっと変わります。
蓋の違いと保存のしやすさ
ハリオもイワキも、専用の蓋が用意されているのをご存じですか?
この蓋があるかどうかで、保存のしやすさや調理の手間が大きく変わってきます。
どちらもラップを使わずに済むのでエコですが、特徴に違いがあるので見ていきましょう。
ハリオ:レンジ蓋でラップ不要・省スペース

画像出典:楽天市場
ハリオは「レンジ蓋」という専用の蓋を用意しています。
この蓋を使えば、ラップいらずでそのまま電子レンジ加熱OK。
さらに、入れ子収納ができるため省スペースで片付けやすいのも魅力です。
- ラップ不要で経済的&エコ
- 電子レンジ・食洗器対応で便利
- 入れ子収納でキッチンがすっきり
とくに毎日お弁当や作り置きをする人には、時短につながるアイテムです。
イワキ:レンジカバーで積み重ね収納可能

画像出典:楽天市場
イワキは「レンジカバー」という専用の蓋を展開しています。
こちらは、積み重ねて冷蔵庫に入れられるのが大きなメリット。
もちろん電子レンジ加熱もできるので、冷蔵庫からそのままチンできる便利さがあります。
- 積み重ね収納できるので冷蔵庫内がスッキリ
- 保存から加熱まで一つで完結
- サイズ展開が豊富(900ml・1.5L・2.5L対応)
作り置きをよくする人や、冷蔵庫の整理整頓を重視する人にはイワキが使いやすいでしょう。
オーブン・電子レンジ・食洗器対応の比較

画像出典:楽天市場
耐熱ガラスボウルを選ぶうえで気になるのが、「オーブンや電子レンジでも本当に安心して使えるの?」という点ですよね。
結論から言うと、ハリオもイワキも基本的に同じ条件で使えます。
ただし、直火だけはどちらも対応していないので注意が必要です。
どちらも対応OK!直火は非対応に注意
ハリオもイワキも、オーブン・電子レンジ・食洗器すべてに対応しています。
冷蔵庫から取り出してそのまま電子レンジにかけたり、使った後に食洗器に入れて洗えるのはやっぱり嬉しいポイント。
ただし直火は使用不可。ガスコンロに直接かけると割れる危険があるので、必ず避けましょう。
メーカー | オーブン | 電子レンジ | 直火 | 食洗器 |
ハリオ | 〇 | 〇 | × | 〇 |
イワキ | 〇 | 〇 | × | 〇 |
耐熱温度差は両方120℃で同等
さらに大事なポイントが耐熱温度差です。
これは「どれだけ急激な温度変化に耐えられるか」を示す数値で、冷蔵庫から出してすぐレンジでチンしても安心かどうかの目安になります。
ハリオもイワキも、耐熱温度差は120℃で同等。
- 冷蔵庫から出した直後にレンジ加熱 → OK
- 冷凍庫から取り出して直火調理 → NG
どちらを選んでも、普段使いでは安心して使える性能です。
収納性とデザインの違い
毎日使うキッチンアイテムだからこそ、収納性やデザインの違いも気になるポイントですよね。
イワキとハリオはどちらも使いやすさを考えた設計ですが、雰囲気や収納方法に違いがあります。
「見た目の好み」と「片付けやすさ」を基準に選ぶと失敗しにくいです。
イワキ:シンプルでどんなキッチンにも馴染む

イワキのボウルは透明感が高く、シンプルなフォルムが魅力。
どんなキッチンインテリアにも自然に溶け込みますし、料理の見た目を邪魔しないので下ごしらえから食卓まで使える万能感があります。
- シンプルで飽きのこないデザイン
- 浅型で重ねやすく、収納もスッキリ
- 食材をそのまま盛り付けても違和感なし
「実用性重視」「どんな場面にも対応できるデザインが欲しい」という人にはイワキが合っています。
ハリオ:スタイリッシュでコンパクト収納が可能

画像出典:楽天市場
一方、ハリオは高さがある深型タイプで、スタイリッシュな印象。
さらに入れ子収納できる設計なので、省スペースでコンパクトに片付けられるのが嬉しいポイントです。
- 深型フォルムでモダンな雰囲気
- 入れ子にすれば小さなスペースに収まる
- ガラス製でもカフェ風のおしゃれ感が楽しめる
「限られた収納スペースを有効に使いたい」「キッチンをおしゃれに見せたい」という人には、ハリオの方がフィットします。
ハリオとイワキはこんな人におすすめ
どちらも魅力的な耐熱ガラスボウルですが、結局は「どんな使い方をしたいか」で選ぶのが正解です。
ここでは、それぞれのボウルが向いている人をわかりやすくまとめました。
自分の料理スタイルをイメージしながらチェックしてみてください。
イワキが向いている人

- 料理全般に幅広く使えるボウルが欲しい
- 浅型で安定感のある形を重視したい
- 食材の下ごしらえや作り置きをよくする
- シンプルなデザインでどんなキッチンにも馴染ませたい
イワキは「安定感」と「実用性」を求める人にぴったり。家庭料理の強い味方になります。
ハリオが向いている人

画像出典:楽天市場
- お菓子作りや液体を混ぜる作業が多い
- 深型でこぼれにくいボウルを探している
- コンパクトに収納したい、省スペース重視
- スタイリッシュでおしゃれなデザインを楽しみたい
ハリオは「混ぜやすさ」と「デザイン性」を重視する人におすすめです。特にお菓子作りやドレッシング作りには最強です。
ハリオとイワキの耐熱ガラスボウル比較まとめ
ハリオとイワキ、それぞれの違いを比較してきましたが、最後にまとめるとこうなります。
イワキ | ハリオ | |
形 | 広口・浅型で安定感 | 深型でこぼれにくい |
収納性 | 重ねやすい、積み重ね収納 | 入れ子収納で省スペース |
デザイン | シンプルで万能 | スタイリッシュでおしゃれ |
おすすめ用途 | 料理全般・作り置き | お菓子作り・液体を混ぜる作業 |
まとめると、万能さと安定感で選ぶならイワキ、混ぜやすさとデザイン性で選ぶならハリオ。
どちらも日本製の高品質ブランドなので、用途や好みに合わせて選べば間違いありません。
毎日の料理がもっと楽しくなる耐熱ガラスボウル、ぜひお気に入りを見つけてください。
▼深型でクリームも混ぜやすいハリオのガラスボウル

▼広口・浅めの形状で使いやすいイワキのガラスボウル
