ファミリーキャンプは本当に楽しく、キャンプに行くごとに子供の成長を楽しめたりキャンプを通して家族のいい思い出がたくさん作れます。
そんな楽しいファミリーキャンプですが、1番怖いことってなんだかご存じでしょうか?
それはキャンプ場での子供の迷子です。

他にも火には用心とか、水遊びにも注意など、ファミリーキャンプをする際はたたくさんの注意点があるんですけど、その中でも1番心配なことは子供の迷子だと私は考えています!
そこで、今回は我が家が実際に行っている子供の迷子対策について4つ紹介していきます。
特にこれからファミリーキャンプを始める方や、子供に対する注意点まで分からなかった!という方に参考になると思いますので、是非最後までご覧ください。
キャンプ場で子供が迷子になりやすい場面!

キャンプ場で子供が迷子になりやすい場面というのはいくつかあります。
そこでいくつか例を挙げていきます。
- テントを設営している時
- 料理をしている時
- 焚き火の準備をしている時
- トイレに行く時
- 川などで水遊びをしている時
- 夜間
特に迷子で多いのは、親がテントを設営していたりするときに子供から目を離す時間が増えてしまう時です。
子供から目を離してはいけないというのは 基本中の基本で、誰でも分かっていることなんですが、キャンプでは公園で遊ぶのとは次元が全く違います。
公園なら、遊具に目移りして走り出すとか、他のお友達のおもちゃに引かれて走り出してしまうとか、そういったところはある程度予想はできるかなと思います。
しかし、キャンプでは子供の誘惑が本当にいっぱいあるのです。
- 落ちている葉っぱや木の枝
- 川や池
- 鳥や虫
- 崖
- 小道
など、子供は何に興味を示すか全く予想がつきません。
日常とは違って、周りにはテントや料理の匂い、そして不思議な形の葉っぱがあったり、普段見かけない昆虫など、たくさんの誘惑があります。
特に初めて行く方は、テントの設営などキャンプの準備に時間がかかるので、子供に目が行かないこともあるでしょう。
子供に目が行かない=キャンプで迷子になるリスクも高くなってしまうので、注意しましょう!
我が家が実際に行っている4つの迷子対策!

迷子にならないために親の私たちが出来ることはたくさんあります。
そこで、ここでは我が家が実践している子供の迷子対策についてご紹介していきます!
対策1:子供から目を離さない!
親が目を離すことが原因で迷子になることが多いと説明しました。
したがって、対策1つ目は子供から目を離さないというのが1番重要です!
先ほども説明しましたが、日常とは違って、キャンプ場にはたくさんの誘惑があります。
また、親も子供を見ておく余裕がなくなることがあるかもしれません。
ですが、子供のことは忘れずに、準備をしている時も、パパかママのどちらかが必ず交代でお子さんの面倒を見るようにしましょう。

ちなみに、我が家ではテントの設営を家族みんなで行います。
子供にも仕事を与え、一緒に作業をすることで、子供たちが他の場所に行くのを防げます。
作業への集中力が続かないときは一旦手を止めて、子供と遊ぶのもいいでしょう。
時には子供のやりたいことに大人が柔軟に合わせるのも重要です。
焦らずのんびりキャンプを楽しみましょう!
対策2:危険性を教える

2つ目は危険性を教えるといった対策があります。
子供がある程度の年齢になってくれば、アウトドアの危険性をしっかりとお父さんやお母さんが教えてあげましょう。
- 1人で遊びに行ってはダメだよ
- 迷子になったら帰ってこれないよ
- トイレは、1人で行かないでパパかママどっちかと一緒に行こうね
など、迷子になりそうなリスクを1つずつ丁寧に子供に説明しましょう!

以前、私がキャンプへ行った時の話をちょっとだけします。
当時、子供たちが大きくなったこともあって試しに2人で行っておいでよと行かせてみました。
もちろん、その時の私は絶対に目をそらさないように、ずっと遠くで監視したままの状態で行かせています。
トイレまではテントから30mぐらいの距離で、無事に到着し出てくるのを目をそらさずに見ていました。その後2人で楽しそうに笑いながら帰ってきて、ちゃんと2人で行って帰ってこれたなと思ったのです。
しかし会話に夢中でなんと、私の目の前をそのまま通り過ぎて自分のテントっていうのが分からなくなっているといったことに全く気づいていなかったんです!
さすがに5mほど行き過ぎたところで、声をかけたら、『こっちだった。もうパパ、もっと早くに言ってよ、もっと向こうにテントがあると思ったよ』と全然気づかなかったと子供たちは笑いながら言っていて、私はゾッとしたという経験をしました。
数分前まで一緒にいた場所なのに、子供にとっては同じようなテントに全て見えますし、キャンプ場に何回も来ているはずなのに、木々は同じような形や色で子供は分からなくなるのは仕方ないことなのです。
いつも通り公園で遊ばせるように、子供にトイレ行っておいでと1人で行かせるっていうのは特に注意をした方が良さそうです。
対策3:目立つ色の洋服を着せる

3つ目の対策は、目立つ色の洋服を着せています。
最近はアースカラーといって、ベージュやブラウン、カーキのように、自然に馴染みやすい色の洋服が流行っていますよね。
普段着という意味ではおしゃれで良いのですが、キャンプでは自然に馴染みすぎてしまって目立ちにくいです。
子供が、キャンプ場で遊んでいて、茂みの中に隠れてしまったら、どこにいるかわからないような状態となってしまう可能性が非常に高いです。
アウトドアの時は、おしゃれよりも安全面を子供の場合は気にしてあげた方がいいかなと思います。

我が家は目立つようにアースカラーとは真逆の色で赤や黄色、ピンクなどとても目立つ色の洋服を着せるようにしています。
対策4:サイリウムをつける
4つ目はサイリウムをつけるといった対策をしています。
キャンプ場の夜は真っ暗で、街灯がほとんどありません。
普段、街灯がないといった経験が少ない方もいるので言っておきますが、キャンプ場で街灯がないと、本当に真っ暗で何も見えなくなります。
明るい洋服を着せていても、夜だとほとんど見えません。
そんな時に、子供がふらふらと気になった方向に消えていってしまったとすると、見つけることは困難な状態となります。

我が家では暗くなったら、100均で売っているサイリウムをつけています。暗闇や少しはぐれてしまってもサイリウムの光を追ってすぐに見つけられるのでおすすめです。
普段、サイリウムで遊ぶことはないので、特別なおもちゃとして子供も喜んでつけてくれます。
100均で売っていますので、お子さんの人数の倍ぐらいの量を買って予備として持っておくのが良いですよ。
ただし注意点があります。
1回光らせると丸1日光るわけではなく4~5時間で切れてしまうので、しっかりと把握をしておいてください。
まとめ
我が家が実践している迷子防止策について4つ紹介をしました。
- 子供から目を離さない!
- 危険性を教える
- 目立つ色の洋服を着せる
- サイリウムをつける
4つお話ししましたが、やっぱり基本は、目を離さないことだと思います。
1度キャンプ場の森の中で迷ったら、帰ってこられないくらいキャンプ場での迷子は危険です。
ファミリーキャンプへ行くときは、パパかママがどちらか必ずお子さんの面倒を見るようにしておきましょう。
そして、迷子になったらどうなるのかというのをしっかりお子さんにも教えると同時に、パパとママもしっかりと事前に勉強して、そのリスク管理をしておくようにしましょう。